転勤 #2
- 2008/03/31(Mon) -
なごり雪

 思い出す・・・。
 2年前の冬の新学期が始まる頃、子どもたちの通学路を除雪する町内会行事があったのだが、その仕事の中でもっとも大変な作業を、Yさんと一緒にしたことがある。
 それは、区域内を流れる広瀬川の下流の方に陣取って、次々くる雪を満載した軽トラックから雪を川に捨てる作業だった。積み込む方は、トラックが移動している間に休憩が取れるが、雪を捨てる係は休むヒマなどなく、まさに働きづめであった。寒いのに、頭から湯気を出しながら作業したものだった。
 春の火防祭では、みんなが嫌がる寄付集めを積極的にやってくれた。『番付』と呼ばれる火の用心の札を各家々に訪問して差しだし、お祭りの山車の運行に必要な『お花』をもらう仕事だった。乞食のような行為であるからハズカシイのだが、Yさんは慣れない仕事ながら笑顔でこなしていた。
 もちろん、公民館で開催される懇親会やら様々な行事にも積極的で、それはヘタをすると地元の人間よりも熱心であった。
 マンションの住人の中では、ほとんど唯一の積極的存在であったから、地元民とマンションの住民とのパイプ役にもなった。Yさんは次第に有用な人物として皆に認められ、それ以上にそのお人柄から呑んで楽しく話しても愉快で、もっともっといっしょに活動したいと思っていた矢先の、転勤のお話だった。
 何でも新しいお偉いさんの方針で、東北地方に点在する営業所を仙台と青森に集約して利益率を上げる、ということからの転勤らしいが、一年でダメなら元に戻すとかいうもので、まさに人間不在な身勝手な話だ。娘さんは公立高校に合格したばかりで、仙台の高校に編入が認められなければ、このまま一人で残らなければならないとか。マンションを買ってまだ3年だから、ローンとかはどうするんだろう、などと余計な心配までしてしまう、そんな方だった。

 そして今朝。
 起きたら雪が降っていた。
 このまますんなり春爛漫になるとは思っていなかったが、このタイミングでの雪だった。
 
 「この町が、この町内会が好きだ」と言ってくれたYさんのマンションを見上げると、ひとしきり激しく雪が舞い降りてきたように見えた。

 なごり雪だ。
 惜別の雪だ。 
 さよなら・・・。
 
 
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転勤 #1
- 2008/03/31(Mon) -
夕焼け

 夕べは夕焼けがキレイだった。
 市内唯一最大のデパート、『さくら野百貨店』が大炎上しているように見えた、縁起でもないが。
 いいアングルを探してウロウロするうちにすぐに夕焼けは消え、あたりに夜の気配が迫り、さて晩酌タイムかというタイミングで、Yさんが現れた。
 2月6日のブログに登場したYさんで、わが家のVIPルームを「いい店だいい店だ」とお気に入りしてしまった方だ。

「仙台に転勤になって、明日発たなければならない・・・」。

 ・・・いきなりのお話だったので、激しくクショックを受けた。

 Yさんは、向かいのマンションを購入して11階に家族と住んでいる。
 ふつうマンションに住むと、町内会とか近所付き合いを嫌って我が道を行く、というタイプの方が多いが、Yさんは、まったく別のタイプの人だった。
 ・・・というか、嫌うどころか、むしろ積極的に参加した方だった・・・。
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永遠に不滅なもの
- 2008/03/30(Sun) -
ベースボール

 ユンベ、メシ食いながら何かテレビで面白いことやってネーかな、と新聞を広げてみたら、クイズとかお笑いとかのオンパレード。いわゆる『スペシャル』番組の2時間とか3時間もので、だいたいお馴染みのお笑いタレントが総出場していた。
 お笑い番組たってオモシロイとは限らない。そんなもの延々とやられても困るし食傷気味でさえあるし、地上波デジタルとかになってマジにテレビを買い換えなけりゃないとしたら、テレビなんて見なくていいなと思いつつ、あれ、一昨日の呑み会で、渡来のテレビに巨人対ヤクルトの開幕戦をやっていたはずのに、第2戦の今日は中継がないのかと、ハタと気がついた。
 プロ野球人気が、かつてほどないことは知っている。
 しかし、恐れ多くも先の副将軍ジャイアンツであらせられるぞの開幕第2戦が、バカ番組よりも視聴率が稼げなくて中継されないのだろうか。ああ、ボブ・ディランじゃあないが時代は変わる。ボブ・ディラン自体が古すぎか・・・。

 かつてY楽器でFenderを売っていた頃、野球チームを作ろうということになり、いやいやワタクシが言い出し、かようなユニホームを作って多摩川の河川敷などで草野球をやったものだ。
 もちろん、発案者の特権として、自分は背番号3と3番サードのポジションを強引に奪った。これ以外の番号やポジションならやらない、という決意が全身にオラオラ漂っていたので、誰も文句を言わなかった。もちろん、3番サードで背番号3と言えば、長嶋茂雄、それ以外に誰であろうか。
 
 そんな野球チームも、あんまり楽しそうにやってるもんだから上司がヒガミだし、「野球ばかりやっていて仕事は大丈夫か」などとケチを付け始めたので次第に熱が冷め、「ワタクシは本日ユニホームを脱ぎますが、わがFenderは永遠に不滅です」という名台詞を吐いて、静かにバットを置きユニホームを脱いだのだった。

 ・・・ってのはチトばかしヨースが違って、野球やるのもビール呑みながらやるから楽しいんであって、さすれば三塁ゴロを捕って一塁に投げてもすべて暴投、いやいやもとより三塁から一塁まで球が届かずにすぐにサードはクビ、ショートから2塁へ回っても暴投トンネルをくり返し、外野に回ればフライの目測すべて間違えひたすら前進、球は遙か後方にポトン、のくり返し。3試合ほどして正体がバレバレになってしもーて、「おまいは、ベンチで呑んだくれヤジ将軍でいろ」と見放されしばらくそーしたのだが、ナニもヤジるだけのために多摩川くんだりまで行ってユニホームまで着て酒呑む必要もねーべ、オウチでゴロゴロして呑んだ方がなんぼかマシだヨン、と気がついて、ワタクシは静かにバットを置きユニホームを脱いだのだった・・・。
 呑兵衛は永遠に不滅です・・・。
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久し振りの娑婆だばだ。 #5
- 2008/03/29(Sat) -
ちらし寿司

 だから昨夜は、思いっきり呑んで食べた・・・。
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久し振りの娑婆だばだ。#4
- 2008/03/29(Sat) -
ひっつみ風

 しかし、冷静に考えてみると、いくら代役とはいえツレが一番いい思いをしたみたいだな。
 温泉で盛り上がっているとき、ワタクシは70歳のジジイたちの写真撮影で汗だくだったし、ライブの練習とて、酒を呑みながらではあるが聴衆の前で恥をかきたくない気持で、結構マジだったのだから・・・。
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久し振りの娑婆だばだ。 #3
- 2008/03/29(Sat) -
揚げ物

 ま、3ヶ月ぶりといっても今さら感激する年ではない。ごく普通に淡々と宴会は進行した・・・。
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久し振りの娑婆だばだ #2
- 2008/03/29(Sat) -
お蕎麦

 1月の28会は温泉旅行だったが、町内の喜寿のお祝いと重なりツレに代役で参加してもらい、2月はグループサウンズ・ライブの練習日と重なり、これまたツレに代役でいってもらったから、3ヶ月ぶりの仲間との再会となった・・・。
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久し振りの娑婆だばだ。 #1
- 2008/03/29(Sat) -
焼き鳥他

 休日無しのお店雪隠詰め状態からやっと開放され、昨夜は同級生無尽『28会』へ出掛けた。
 久し振りの娑婆だ。場所はもちろん、青柳町の渡来・・・。
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贅沢な休日
- 2008/03/28(Fri) -
春の味

 食卓には春の気分や色彩が次第に増えてきているが、何かこの2,3日は肌寒い。今朝は氷点下だったし。
 去年の明日、3月29日には雪が降って、盛岡では16㎝も積雪があったくらいだから、この時期はまだまだ季節は一進一退だ。
 狭い日本、小さな島国とはいえ、明日明後日あたりは東京の桜の名所では乱痴気騒ぎが繰り広げらるだろうから、違う国のお話みたいだね、ホント。
 ま、お天道様のことはアレコレ行っても仕方ないが、この時期、ゆったりと休みが取れないのがツライ。誰にも制約されない命令されないパパママショップだし、昔のようにパニックになるほど忙しいワケじゃあないから、自由に休もうと思えば休めるのだが、永年カラダに染みついた習慣というかなんつーか、この時期は休まない、という流れが歴史的にあるのだ。
 しかし、サラリーマンと違って忙しくなればなるほど即現金収入だから、それなりにウレシさも伴ったりするが、そこそこ忙しい冬や夏よりはマシだ、的な昨今の状況だと逆に疲れるな。
 するってーと、きもちイライラしたりする。
 休みたいといっても、何も3連休をとって外国へ行きたいとか全国の桜前線を追いかけて写真を撮りたい、などと言ってるワケじゃあない。そんな贅沢は望んでいない。
 願わくば、ぬるめの朝風呂にドップリと浸かりながら本などを読みつつキリンラガーをいただき、昼には近所の蕎麦屋でぬる燗のもっきりなどオットットしながらざる蕎麦をズルズルし、3時のおやつにはキッチンに立ってホルモンなどを自分で料理しながらホッピーを立ち呑みし、夕方からはサントリーホワイトで晩酌しつつギター弾きながらおっきな声でグループサウンズして、夜中に小腹が減ったら焼き肉やへ行ってタン塩つまみながらジンロにキュウリ浮かべて呑みつつシメに盛岡冷麺をば食って、ああ楽しかったと言いながら寝る、そんな庶民のささやかな、半径500メートル以内で完結するつつましい休日を欲しているのだ、ああ~~。
 ん? 全体的に料金的にはビンボくさく安っぽい感じは否めないが、十分に贅沢だべって・・・?
 そ、そうかなぁ・・・。
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北上SOUL RIDER 発進!?
- 2008/03/27(Thu) -
北上SOUL RIDER

 お江戸では桜が見頃とか。今度の土日あたりは、上野公園あたりはヒドイことになるんだろうな。
 昨日の天気予報では、今日は荒れ模様で雨か雪、とか言ってくれちゃっておどかされたけど、小雨チャラチャラで夜半にも雪はなかったみたい。
 さて、冬の間中ジッと冬眠仮死状態で、存在感の欠片もなかったわが『北上SOPUL RIDER』も、やっとこさ活動再開。太陽の位置もチョーシ良くなって、店のなかにも夕日が差し込むようになり、クッキリとチームジャージを浮き上がらせている。
 しかし、やっと暖かくなったと思ったら、今度は花粉症が猛威を振るって鼻水ズルズルのお目々ショボショボ。自転車どころじゃないメンバーもちらほら・・・。
 やっと桜の花が終わる5月初旬頃に花粉症が治まり、よしこれからだ! とリキムと間もなく梅雨入りで走れなくなり、梅雨が過ぎると猛暑で自転車どころじゃあない。猛暑が過ぎると残暑が続いて、残暑の後は短い秋がササッと通り過ぎて、やがてすぐに待望の冬が来るってワケだ。
 非常にわかりやすい季節の移ろいで、では、我ら『北上SOUL RIDER』はいつ自転車に乗るんだべ?
 そんなん、知らん。
 まずは、シーズンの始まりってことで新年会、次に安比高原でのツール・ド・モリオカの打ち合わせをするフリをしてさりげなく大宴会、おッとその前にわがチームの象徴というか長老S氏の退職祝いもしなければならないし、結構やることアルじゃあないの忙しいなあ。
 よし、足を鍛える前に、まずは肝臓の鍛錬に励もう・・・!
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